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日本ナレーション演技研究所は第一線で活躍する、多くの声優やナレーターを輩出してきた養成所です。

 

現在、代々木校、池袋校、お茶の水校、立川校、町田校、
大宮校、柏校、横浜校、大阪校、神戸校、名古屋校があり、
多くの声優・ナレーター志望の方が学んでいます。

 

コースも週1〜3回クラスやジュニア声優クラス、ナレーターセミナー、声優スターティングセミナーなど、目的によってさまざまなコースがあります。

 

働きながら、学びながら、週1回3時間から声優をめざせる養成所です。

 

当サイトでは実際に1年間基礎科に通っていた管理人が
日本ナレーション演技研究所の入所試験の面接と対策や
服装や注意点についてまとめました。

 

当サイト管理人の自己紹介

おはようございます!

 

当サイトの管理人「ゆう」と申します。
フリーで役者をやっています。
メインは舞台や映像ですが、声優としての仕事もしています。

 

以前、日ナレの代々木校基礎科に1年通っていました。

 

なぜ1年だけかといいますと、日ナレ在所中に舞台への興味が強くなり、
ぜひこの劇団の舞台に立ちたい!と思った劇団へ入団したからです。

 

劇団と並行して日ナレ本科レッスンにも通えたかもしれませんが
舞台一本を集中して学びたいと思い、進級せずに日ナレを退所しました。

 

これまでに舞台や映画・CM・フラッシュモブダンスなどに出演してきました。
声のお仕事としては、戦隊物の吹き替え経験などがあります。

 

管理人の経験から、日ナレの入所試験についてまとめてみました。

 

これから声優を目指すあなたに参考になれば幸いです♪

 

日ナレ入所試験の面接と実技試験の内容と対策

 

日ナレの入所試験は筆記試験と面接・実技があります。
おおまかには下記の流れになります。

 

筆記試験…国語のテスト、志望動機の作文
面接…質疑応答・自己PR
実技…ナレーションや台本の朗読

 

それでは順番に解説してゆきますね。

 

 

筆記試験

 

まず最初に筆記試験があります。

 

 

国語のテスト

 

漢字の読み書きやことわざの意味などがあります。
中学〜高校生まで通っていれば問題なく解けるレベルです。

 

対策

 

特に対策というほどのことは必要ありませんが
学校の国語の教科書や、新聞のコラム欄を読んでおくといいでしょう。

 

 

なぜ声優になりたいのか?志望動機を書く作文

 

原稿用紙1枚(400文字)に「なぜ声優になりたいのか?」
という志望動機を書く作文があります。

 

対策

 

一度家で実際に書いてみるといいでしょう。
本番は文字数が少な過ぎてはいけません。
なるべく原稿用紙の80〜90%は埋めたいところです。

 

最初は箇条書きでもいいので、一度自分の考えを書き出してみましょう。

 


「声優の○○さんの演技のこういうところが好きで声優にあこがれるようになった」
「アニメの○○を見て感動し、自分も多くの人を感動させられる声優になりたいと思った」
「将来的には自分の〜〜な声を活かして〜〜な声優を目指したい」

 

 

面接・実技

 

筆記試験の後に、実技試験・集団面接があります。

 

 

5〜7人での集団面接

 

集団での面接ですが、1人ずつ面接官との質疑応答があります。
質疑応答は入所申込書を元に行われます。

 

改めて入所志望の動機を聞かれたり、
30秒間の自己アピールがあります。

 

質疑応答の対策

 

質疑応答は落ち着いて答えましょう。
緊張してしまうかもしれませんが他の受験者も同じように緊張しています。
落ち着いてはっきりと自分の答えを伝えましょう。

 

一度家で、どんな質問がくるか?を想像して書き出し、その答えを考えておくといいでしょう。
イメージトレーニングを何度もしておくことで本番も落ち着いて答えることができます。

 


「あなたの特技はなんですか?」
「将来的にはどんなお仕事をしたいですか?」

 

ちなみに私が入所試験を受けたときに、
他の受験者の方で声優の林原めぐみさんが大好きな方がいました。

 

質疑で
「林原めぐみさんのファンを辞められますか?」と聞かれ、
回答として
「はい、辞められます」
と答えていました。

 

ファンをやめるのか、やめないのか、
どちらが正解かよくわかりませんが、ここでは伝え方が
見られたのだと思います。

 

その方はスッパリと「ファンを辞められます」
と答えていましたが、
「ファンはやめませんが、現場で林原めぐみさんとご一緒することがあ
れば、ファンとしてではなく、同じ共演者としてお仕事させていただくつもりです」
でもよかったと思います。

 

一番悪いのは、態度が優柔不断になってしまい
すぐにはっきりと答えられないことでしょう。

 

 

30秒間の自己アピールの対策

 

何回か自分の家で実際に時間を測りながら練習をしておくといいでしょう。

 

自分にはどんな長所があるのかを書き出しておくとアピールするための材料になります。

 


歌が好きでカラオケでも高得点を取ったことがある
→歌の仕事がきても長所を活かして楽しんで取り組めます

 

 

実技試験

当日手渡される課題を元に、ナレーションや台詞を読む試験があります。
私が受けたときは詩の朗読を行いました。

 

対策

 

家で演劇の台本、詩やマンガ、本を実際に声に出して読む練習を何回かしておきましょう。

 

ここでは上手い下手が問われるのではなく
いかに真剣に、心を込めて台詞を読むか?伝えているか?
という姿勢が見られています。

 

具体的な発声練習や演技の訓練は
これから日ナレで学ぶのですから今はまだ下手でも構いません。

 

どんなに下手でもいいので
感情を込めてはっきりと丁寧に読むことを意識しましょう。

 

日ナレの入所試験を受ける際の注意

 

日ナレの入所試験の内容と対策をまとめましたが、
必ずしも毎回同じような内容であるとは限りません。
一応の目安としてとらえてください。

 

また、入所試験では会場に着いてからすでに見られています。
遅れないで時間通りにちゃんと着くのはもちろん、受付の方などにもちゃんと挨拶をしましょう。

 


「おはようございます。本日入所試験を受けに参りました○○(自分の名前)と申します」
「よろしくお願いいたします」
「ありがとうございました」
等など…

 

※声優業界では、朝でも夜でも挨拶は「おはようございます」です。
言い慣れていなければ普通に「こんにちは」「こんばんは」でも構いません。

 

入所試験のときの服装は?

 

入所試験を受ける際の服装ですが、基本的には自由です。
清潔感のある服装であれば問題ありません。

 

ただし、Tシャツやジーンズなどカジュアル過ぎるものはやめましょう。
カジュアルにするならばせめて襟付きのあまり派手でないシャツにしましょう。

 

私の場合は当時高校生でしたので、高校の制服で行きました。
中高生の場合は制服が無難です。

 

大学生、社会人の方で服装に迷ったらスーツでもいいかもしれません。
少し硬い印象にはなりますが、カジュアル過ぎて失敗することはなくなります。

 

入所試験は通過点でしかない

 

日ナレの入所試験は声優になるための通過点でしかありません。
これから日ナレで発声や演技を学び、訓練するためのスタート地点です。

 

将来にはさらにたくさんのオーデション審査を受けることになります。

 

絶対にやりたいと思ったキャストにたくさん落ちたり、
また、思わぬところでいい配役をもらったりと
プロと言われるまでにたくさんの成功と失敗があるでしょう。

 

入所試験は緊張してしまうかもしれませんが、始まる前に深呼吸などを
して呼吸を整えましょう。
一度ギュッと肩を上に上げて、ストン、と下げると
肩の力を抜けます。リラックスして受けましょう。

 

できるだけいつもの自分を出せるように意識しましょう。

 

応援しています。
ぜひ頑張ってくださいね!^^

 

合格しますように!

 

入所面接を受けるには、まずは資料請求を

 

入所面接を受けるには、入所案内に同封されている入所申込書に記入して送付する必要があります。

 

参考までに、私が入所申書込みをしたときは自分の写真も貼る必要がありました。
その写真は写真屋さんで撮ってもらいました。
当時は高校生でしたので、高校の制服で撮りました。

 

大学生や社会人の方は清潔感のある服装か、スーツで撮るといいかと思います。

 

入所申込書の記入は丁寧に書くと印象がよくなります。

 

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